ドメインの保持目的でお名前.comでURL転送オプションを設定した場合、301でリダイレクトして欲しかったんですが、調べてみたらステータスコードは302でした。
URL転送サービスって?
ドメインを転送だけで利用したい場合は、お名前.comでドメインを取得すると、サーバーを用意しなくても利用できる便利なサービスです。
ドメイン取得後、オプション設定>転送Plus>URL転送設定と進んで、設定画面を表示します。

対象ドメインを選択して、「設定する」に進みます。転送タイプの「フレーム」を選ぶと、一般的なリダイレクト。ブラウザのURL欄を書き換えて転送先へ移動します。

一般的な使用目的
ドメインだけ取得して、そのドメインではサイトを運営しないという事です。ですので、それほどたくさんの用途があるわけではありません。
ドメインの引越
旧ドメインから新ドメインへ変わったけど、旧ドメインも保持したままにしておく。旧ドメインでアクセスした人には新ドメインへ転送してもらう。
見た目だけ独自ドメイン
サイトやブログは無料サーバー(プロバイダーなど)やブログ(fc2、ライブドアなど)を使うけど、独自ドメインを持ってる感じにしたい。この場合は、転送タイプが「フレーム」の方がいいかもしれません。
ブランド保持
例えば、PrimaryText.jpでこのサイトをやってますが、PrimaryText.comが他の人に取られるのはイヤなので、取っておく。メイン以外のドメインは、メインドメインへ転送する。
ほとんどはこのタイプじゃないかと思います。大手のサイトはすべてのトップレベルドメインを抑えてるはずです。
301リダイレクトを期待してましたが。。。
なぜ、301にこだわるのか、意味がわからない方は、SEOを正しく行う為に301リダイレクトや302リダイレクトを理解するを読んでみてください。
簡単に説明すると、301:恒久的(もう、このドメインは使いません)、302:一時的(このドメインを、また使うかもしれません) です。使う予定のないドメインですので、301にするのが正しいです。
お名前.comのURL転送サービス、転送タイプ「リダイレクト」の場合、ステータスコードがどうなっていたかというと、
302 Found
でした。残念です・・・。
ちゃんと301リダイレクトしたい場合は、サーバーを用意して、.htaccessなどで処理してください。
Redirect 301 / https://primarytext.jp/
.htaccessの場合は、この一行で終わりです。