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WordPressWordPressを使うには普通MySQLデータベースが必要ですが、データベースなしでも使うことが出来る方法があります。正確には、なしではありません。SQLiteというデータベースをMySQLの代わりに使います。

SQLiteはPHPが使えるサーバーであれば基本的にどこでも使えますので、MySQLが使用不可な共用レンタルサーバーでも使えます。要するにロリポップの月額100円プラン(エコノミープラン)でもWordPressが使えます。

SQLiteの特徴

「エスキューライト」と呼びます。簡易的なデータベースで、PHP5以降で標準で使えます。データベースサーバーが別に必要ではないので便利です。ちなみに、FireFoxの設定ファイルなどはSQLiteを使ってますので、SQLiteマネージャーなどで中身が見れます。

バージョン2と3があって、SQLite3と書いてなければ一般的にバージョン2を指してます。PHP5.3以降はSQLite3関数が組み込まれました。PHP5.3より前はPDO経由じゃないとSQLite3が扱えなかったはずです。

データベースの実態は一つのファイルです。なのでバックアップも簡単です。このファイルをダウンロードするだけでOKです。DUMPとか不要です。Accessのmdbファイルと同じ感覚です。ただ動作中のダウンロードはオススメできません。

WordPressをSQLiteで運用する

「SQLite Integration」というプラグインを使います。詳しい設定方法の解説ページがありますので参考にしてください。

» WordPressをMySQLデータベース不要でインストールできるプラグイン「SQLite Integration」

基本的な流れとしては、

  1. ローカルPCで、SQLite Integrationの「db.php」をWordPress本体の「db.php」と置き換えます
  2. 「wp-config.php」の中を適切に書き換えます
  3. FTPなどでレンタルサーバーへアップロード
  4. 普通にWordPressのインストールをすすめる

かなり簡単です。

SQLiteで運用する場合の注意

無いと思いますが、何十万PVものサイトにはこの方法はオススメできません。普通にMySQL使いましょう。SQLiteでも出来なくは無いですが、同時書き込みでエラーになるのでログとかがで困ることになります。

使えないプラグインが結構あります。データベースが絡むプラグイン系はほぼ使えないと思ったほうがいいです。

試しにやってみた「W3 Total Cache」、「DB Cache Reloaded Fix」などのキャッシュ系は使えませんでした。もしこれらのプラグインを入れてしまってWordPressが真っ白になったら「SQLite Integration」プラグインの中の「db.php」をもう一度上書きすれば治ります。

データベース管理ツール

WordPressのデータベースの中身を直接見たい場合にphpMyAdminで見たりしますが、SQLiteの場合は「SQLiteManager」を使えば同じように見れます。

ちょっと古いですが、インストール方法はAll Aboutに有りました。今でもほぼ同じです。

» SQLiteManagerの設定〜テーブルの作成 [データベース] All About

WordPressのデータベースファイル自体の場所は、「/wp-content/database/.ht.sqlite」です。パスのところに、サーバーのフルパスか、SQLiteManagerの入れた場所からの相対パスで書いてください。例えば「../blog/wp-content/database/.ht.sqlite」という感じです。

この「.ht.sqlite」ファイル自体をFTP等でダウンロードしとけばバックアップになります。ただし、メンテナンスモードなどにしてこのファイルへの書き込みが発生しないようにしてからダウンロードして下さい。FTPでダウンロード中に書き込まれた場合、ダウンロードしたファイルは正常なファイルではなくなりますのでバックアップになりません。

まとめ

ロリポップの安いプランでWordPressを運用しようと思って探したら意外と簡単にできました。プランを変更するほども無いような、そんなにアクセスが来ないだろうと思うサイトには有効だと思います。アクセスが増えてきてたら移転を考えてください。

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